ふと、
「ウインナーとソーセージってどう違うの!?」
という疑問が沸いてきたので原材料とか作り方とか比べてみました!
原材料で比べてみた
ウインナーもソーセージも、見た目的には
ほとんど違いがわかりません。しかし、原材料は違います。
まずウインナーは、豚肉と牛肉を塩漬けしたもの
を使用しています。
一方でソーセージというのは、
豚肉・牛肉・鶏肉など全ての肉類を対象としています。
それらをひき肉、もしくは細切りにして
塩漬けにしたものを使用しているので、
塩漬けにしたものを使用しているのは変わりありません。
なので、結果的にはほとんどの商品が
ソーセージだと言っても過言ではないです。
また、ドイツでは生のひき肉を詰めて、
パンに塗りつけるという種類もあります。
作り方で比べてみた
ウインナーの作り方は非常にシンプルで、
原材料に香辛料を加えて練り合わせて、
羊の腸に充填した後に、燻煙もしくはボイルしたものを指します。
太さも明確に決められていて、20mm未満です。
ソーセージの場合も、作り方はウインナーとほとんど同じですが
羊の腸と限定されていたり、太さも
決められているわけではありません。
もちろん、羊の腸も使用しますがその他の豚の腸や牛の腸、
人工でできた膜状の袋を使用するなど様々で、
実に1,000以上の種類があると考えられています。
いわゆる、フランクフルトやボロニアソーセージも
ソーセージという位置付けです。
それぞれ定義される太さは決まっていますが、
範囲が広くウインナーのように限定的ではありません。
値段で比べてみた
ウインナーとソーセージが違う、ということはわかりますが、
値段も違うの?と疑問が湧きます。
結論から言えば、一般的なウインナーもソーセージも
値段に違いはありません。
なぜなら、ウインナーもスーパーでは
ソーセージとして販売されているからです。
なので、メーカーによって多少の違いはあるものの、
大きな値段の違いというものはありません。
だいたい、350円から700円くらいが相場です。
原材料や量によってこの程度の幅はありますが、
ウインナーだからとかソーセージだからという違いはないと言えます。
それぞれの発祥の地を調べてみた
ウインナーもソーセージの一種ですが、
意外にも発祥の地は違います。
ウインナーは明確にわかっていて、
オーストラリアのウィーンが発祥地です。
想像が容易いですが、ウインナーという名前は
発祥地であるウィーンから来ています。
一方、ソーセージはいつどこで作り始めたのかは
定かになっていません。
伝承、という形では3500年前にエジプトや
中近東のバビロニア地方で、ソーセージのようなものを
食べられていたのではと言われています。
そのほかにも、いろいろな伝承が語られていますが、
だいたいが3,000年から3,500年前に始まった
と書かれているものが多く、やはりそれくらいの時代からと言えます。
そう考えるとソーセージは非常に歴史が古く、
昔から人間に愛されて来たものだと言えます。
ソーセージの製法が塩漬けにされた肉を袋状のものに詰めて作るので、
保存食や兵士の携行食として親しまれて来ました。
また、日本で初めてソーセージが知られたのは、第一次大戦中です。
捕虜となったドイツ人の中にソーセージ製造技術を持った人達がいて、
そこから、と言われています。
参考にしたメーカーのホームページURL
今回、ウインナーとソーセージの違いを検証していくにあたって
参考にしたメーカーのホームページは、以下です。
生活協同組合 ユーコープ:http://www.ucoop.or.jp
日本ハム株式会社:https://www.nipponham.co.jp
企業のホームページで、このように詳しく回答してくれているところをみると、
ウインナーとソーセージの違いを知りたい!と思う人は
案外多いのかもしれません。
きちんと調べてみないと、全て同じだと思えてきますが、
少し違いがあるので知っておくと知識として便利ですよ!
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