小さな子供でも楽しめるスポットとして、動物園は人気ですよね。
首都圏には複数動物園がありますが、
中でもおすすめなのが神奈川県にある「夢見が崎動物公園」。
ここはなんと入園料が無料で、
敷地内には60種類以上の動物が暮らしているんですよ。
そこで夢見が崎動物公園にいる動物、アクセス方法などについて紹介します。
次の週末のお出掛けの参考にしてみてくださいね。
夢見が崎動物公園のレッサーパンダたち
夢見が崎動物公園にはペンギンやシマウマなどたくさんの動物がいますが、
レッサーパンダを楽しみにしているファミリーも多いのでは?
レッサーパンダと言えば一時期、
二本足で立つ「颯太くん」が有名になりましたが、
丸い頭に大きな耳、ふさふさのしっぽが可愛いですよね!
夢見が崎動物公園にいるのはシセンレッサーパンダで、全部で3頭。
それぞれ
・アン(母親)
・ファファ(父親)
・ケイコ
と名前がついています。
レッサーパンダはもともと中国南西部の高山地帯の森林や竹林に住んでいて、
群れではなく単独で暮らしています。
夢見が崎動物公園ではお客さんとの距離が近いのでより間近で見ることができます。
タイミングが合えば大好物の竹の葉っぱを食べている可愛らしい様子も観察できますよ!
夢見が崎動物公園への行き方~日吉駅や鹿島田駅から
夢見が崎動物公園の正式名称は「川崎市 建設緑政局緑政部夢見ヶ崎動物公園」
といって、神奈川県川崎市幸区南加瀬にあります。
都会ながら自然豊かな場所にあるので、子連れにもぴったりなところです。
気になるアクセス方法は
◆電車の場合
JR南武線「鹿島田駅」から徒歩約20分
JR横須賀線・湘南新宿ライン「新川崎駅」から徒歩約15分
◆バスの場合
JR「川崎駅」西口から
・川崎市営バス(川63/川64/川66/川83)
・臨港バス(川56/川57/川61/川69)
乗車約20分、「夢見が崎動物公園前」下車徒歩約7分
JR「日吉駅」から
・東急バス/臨港バス(日95)
乗車約12分、「夢見ヶ崎動物公園前」下車徒歩約7分
JR横須賀線「小杉駅」から
・川崎市営バス(川67)
乗車約20分、「夢見が崎動物公園前」下車徒歩約7分
◆車の場合
駐車場は19台分しかないので、できるだけ公共交通機関で来園するのがおすすめ。
ちなみに利用できる時間は9:00~16:00までで、
16:30には施錠されてしまうので注意!
夢見が崎動物公園にいるペンギンとその他の動物たち
夢見が崎動物公園の人気者はレッサーパンダだけではありません。
水族館でおなじみのペンギンも暮らしているんです。
夢見が崎動物公園にいるのは「フンボルトペンギン」という種類で、
チリやペルーなど主に暖かい地域の海沿いで暮らしています。
ペンギンは雪や氷に囲まれた寒いところで暮らしているとイメージする人も多いですが、
結構暖かい地域にいるペンギンは多いんですよ。意外ですよね!
ガラス張りの横長の水槽で展示されているので、
好奇心旺盛なペンギンはお客さんの後をついて歩いたりするんです。
ヨチヨチ歩く可愛い姿や、水の中を飛ぶように泳ぐ姿が見られますよ。
また、ペンギンはペアの絆が強いので、2羽で寄り添って寝ていたり、
羽繕いする様子も見られるかもしれません。
さらにペンギンのいるエリアでは、
細い脚にきれいなピンク色の羽を持つフラミンゴ、
大小様々なカメを見ることができます。
他に小動物舎(獣舎・禽舎)、インコ・オウム舎、小獣舎、リス舎、シマウマ舎など
複数に分かれていて、スペースは狭いですがたくさんの動物が暮らしていますよ。
夢見が崎動物公園は夜の涼しい時間帯もおすすめ
気温が高くなるにつれ、日中外を歩き回るのは大変になりますよね。
小さな子供がいるとなおさらです。
それに動物たちも暑くなると寝ていたり、日陰に隠れたりしていて、
なかなか普段の様子が見られません。
そこであえて閉園ギリギリに見て回るのもおすすめです。
日中はお昼寝をしている動物たちも、
閉園間際だと活発に動いていることも多く、普段の姿が見られますよ。
また、動物園は16時、駐車場は16時半までとなっていますが、
公園は24時間解放されているので16時以降でも利用できます。
小さい子供は外遊びが好きですが、特に夏場は日中暑く、
なかなか外で遊ばせられないご家庭も多いでしょう。
夕方に遊ばせようにも、住宅街にある公園だと
子供の大きな声が周りに迷惑にならないか心配ですよね。
その点、こちらの公園は周囲を山や木々が囲んでいて、
高台にあるのでそれほど気にしなくても大丈夫。
遊具もあるので思いっきり遊べますよ。
さらに公園自体が高台にあるので、
暗くなると最西端から元住吉方面の住宅街の夜景を見ることができ、
こちらもおすすめです!
定期的にやっているイベント情報も要チェック!
夢見が崎動物公園では、春と秋に動物園まつりを開催しています。
10時~15時の間、シマウマやヤギへの餌やり体験、バックヤードツアー、
クイズコーナーや竹細工コーナーなど、小さな子供でも楽しめるイベントが盛りだくさんです!
整理券が必要な場合があるので、参加したい場合は早めに行くのがおすすめです。
4月19日は419(しいく)の語呂合わせで「飼育の日」として、それにちなんだイベントを行っています。(開催日は前後あり)
こちらでも餌やり体験、園内ガイド、調理場見学ツアーなど、
普段は見られない・できないことが体験できます。
また、不定期ですが「夢見る星空キャンプ」というイベントも行っています。
夜の動物園に泊まれるイベントで、
当日は朝から地域の若者や作家などによるワークショップや物販、
飲食などが楽しめます。
閉園後はそれぞれのエリアにテントを張り、キャンドルをともし宿泊します。
夜の動物園なんてワクワクしますよね!
ちなみに普段は売店はないのですが、
時期によってはキッチンカーが園内で軽食を販売してくれます。
だいたいお花見時期が多く、こちらも要チェックですよ。
いずれも天候や動物たちの健康状態によって中止となることもありますが、
園が発行している「ゆめみにゅーす」や公式ホームページ、市政だよりなどで
告知を行っているので、見てみてくださいね。
夢見が崎動物公園は一日楽しめる
夢見が崎動物公園は動物はもちろんですが、他にも見所がたくさんあるんです。
広場にはちょっとした遊具、木のトンネル、展望台などがあり、
広場は芝生なのでシートを持っていけば一日過ごせますよ。
もちろんオムツ交換台もあるので、小さな子供を連れて行っても安心です。
ただし園内に売店はないので、
一日過ごすようならお弁当や飲み物は用意して行ってくださいね。
まとめ
夢見が崎動物公園は都会にありながら自然豊かな動物園です。
入園料は無料で、敷地も広いので丸一日遊べます。
人気のレッサーパンダ、ペンギンの他にもリスやインコなどの小動物、
ロバやシマウマの大型動物まで、間近で見られるのが魅力です。
駅から歩いても行けるので、ピクニックがてらお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
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