私は実家で13歳の元気なおじいちゃんの犬と
家で4歳の女の子の犬と暮らしています。
以前は実家で4歳の若さで病気で亡くなった女の子の犬も
一緒に暮らしていました。
犬との暮らしの中で私が困ったことは、
愛犬が「物をかじる」という行為です。
どの犬も3歳を過ぎた頃から少しずつ落ち着いて、
物をかじらなくなったのですが本当に
苦労しました…。
今回は私の体験談と
実際に行っていたしつけの方法を紹介していきます。
また犬がどうして物をかじるのか、
その理由も解説しますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね☆
①何でそんなものをかじっちゃうの!?(泣)
犬にはそれぞれに性格や個性があるように、
かじるものにも好みがあるようでした。
まず、4歳で亡くなった女の子がよくかじっていたものは
「座椅子」でした。
家族みんなが使っていたためか、
本当によくかじっていました…。
かじる場所にはこだわりが無いようで、
あちこちスポンジが出て
金具が飛び出ているような状態でした。
ダメになってしまった座椅子は全部で3つ。
もう買うことを諦めて
座布団で暮らすようになっていました。
次に13歳になるおじいちゃんが子どもの頃のことです。
この子はものをかじって困らせた、
ということがありませんでした。
ただ、ボール遊びが大好きで
部屋の中でもボールをくわえて持ってきては、
「投げて!」とアピールしていました。
実際に投げてあげるとすぐに追いかけて持ってくる、
を疲れるまで繰り返していました。
最後に私の家で今一緒に暮らしている4歳の女の子です。
この子は本当にいたずら好きで
あらゆるものをかじっては私を困らせていました…。
ティッシュは油断すると毎日かじって、
床一面ティッシュまみれの状態でした。
他には、子どものぬいぐるみ(綿は出て目が無くなってます)、
子どもの教科書
(担任の先生に相談をして苦笑されながら買い直しを勧められました)、
などなど。
とにかく口に入るものはとりあえずかじる、
という感じでした。
中でも私が特にショックだったのは眼鏡です。
うっかり眼鏡をかけたままうたた寝をしてしまうと、
フレームはグニャグニャ、
レンズはあちこちにバラバラ…。
結局4本はダメにしてしまったと思います。
レンズが飛び散っているときは
動物病院へ行き誤飲してしまっていないか、
診てもらいに行っていました。
(結果は飲み込んでおらず、手術の必要もありませんでした)
私は幸運にも手術をさせずに済みましたが、
誤飲があった場合は開腹手術を行い、
中のものを取り出さなければいけないときもあるそうです。
愛犬が何かをかじっていたり食べてしまった場合、
気になるときは早めに動物病院を受診するようにしましょう。
②なぜ犬はものをかじってしまうの?
そもそも、どうして犬はものをかじってしまうのでしょうか?
実は幼い犬と成犬では、
ものをかじる理由がちがうのです。
幼い犬の場合は、
歯の違和感を和らげるためにものを
かじって気を紛らわせようとしている場合が多いみたいです。
産まれて1歳未満の幼い犬は歯が生え始める、
また歯が乳歯から大人の歯に生え変わる時期です。
この時期は歯がムズムズして、
とても気持ち悪いそうです。
そのため、
ものをかじって気持ちを落ち着けようとしているんですね。
なのでこの時期はものをかじるのを怒ったり、
無理に止めさせようとするのは、
犬にとって非常に酷なことです。
かじられてこまるものはあらかじめ、
棚の上に置いたりして
かじられないような予防を行うのが大切です。
また、家具などのかじられて困る部分は
タオルを巻いておくなどして、
少しでも傷が残らないように
飼い主側が対策をしてあげることが必要です。
幼い犬でも安心してものをかじることができるように、
犬用のおもちゃを準備してあげるのも良いですね。
ペットショップに様々なグッズが販売されているので、
いろいろ試してみると良いでしょう。
では、成犬はどうして物をかじってしまうのでしょうか?
成犬の場合は2パターンにわけることができます。
1つ目は暇を持て余してしまったからものをかじってしまう、
ということです。
「あー暇だな、何もすることがない…。(ガジガジ…)」
という感じですね。
この場合はおもちゃで一緒に遊んであげたり、
散歩に連れて行ったりすることで落ち着くことがほとんどです。
2つ目は「ストレス」です。
飼い主が仕事などで忙しく、
なかなか散歩に連れていくことができなかったり、
相手をしてあげることができない日々が続くと、
愛犬はストレスを感じて、
「もっと構って!遊んでよ!」
と訴えるためにものをかじる、
という行動をしてしまうです。
私が今家で飼っている4歳の女の子も
ストレスでものをかじってしまうことが多々あります。
育児でバタバタしていたり、家事で忙しくしていると、
チラチラ私を見ながらものをかじります。
時間に余裕があるときは一緒に遊びますが、
どうしても余裕がないときは子どもと一緒に
遊んでもらうようにしています。
どちらの理由にしても、
なるべく散歩に連れて行って
一緒に遊ぶことが一番の解決策だと
私は思います。
③愛犬がものをかじっているときに私が実際におこなったしつけの方法!
理由がわかっても、ものをかじられるのは困ってしまいます。
それに、もし誤飲をしてしまえば、
小さな体にメスを入れなければならなくなります。
それはどうしても避けたいことでした
そこで私が実際に行っているしつけの方法を紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね☆
完全にものをかじらなくなったわけではありませんが、
回数は非常に減りました!
ものをかじり始めたらすぐに
「だめ!」
と大きな声を出していました。
犬は大きな音が苦手だと聞き、
この方法を試すようになりました。
すぐにかじっているものを口から離すのですが、
それでも離さない時はさらに別の方法を行います。
犬は大きな金属音も苦手なので、
「だめ!」
と言いながらフライパンを
フライパン返しで叩きながら犬に寄って行きます。
すると、かじっているものを離して逃げていきます。
今では「だめ!」と声をかけるだけで
ものをかじらなくなったので、
効果はあったのかな、と感じています。
ここで気を付けていただきたいのは、
「体罰はしないでほしい!」
ということです。
確かに体罰をする方が効果はあるかもしれませんし、
ものをかじる、という行為自体が無くなるかもしれません。
しかし、犬も人間と同じで心を持っている相手です。
怖がらせてしつけを行っても、
犬との良い関係は絶対に築くことはできません。
犬を傷付けて叱るのはしつけとは言えませんので、
そこは注意してほしいと思っています。
④最後に…
犬は人の心を癒し楽しませてくれる大切な存在です。
犬にも心はあり、
自分の気持ちを飼い主に伝えてこようとします。
その気持ちをしっかりと受け止めたうえで、
しつけを行うようにしましょう。
かじられたり食べられて困るものを
傷付けられては困ってしまうし、正直腹も立ちます。
でもそこは落ち着いて、
解決策を考えてみてはいかがでしょうか?
楽しくも騒がしい犬との生活を
より良いものにするためにお互い頑張っていきましょう☆
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