愛犬の口の臭いが気になったことありませんか?
犬は人間のように自分でこまめに
口腔ケアをすることができないので、
どうしても歯に残った食べカスなどのせいで、
息が臭くなってしまいます…。
そこで今回は愛犬の歯の健康のためにも、
息が臭うときの簡単な対処方法をご紹介していきます!
また口腔ケアにも役立つ歯磨きの仕方も提案していきますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね!
①犬の息が臭い!原因と簡単対処方法はこれ!
どんなに可愛くても家族の一員でも、
息の臭いが気になる時ってありますよね。
私も4歳になる女の子と一緒に暮らしているのですが、
一緒に遊んでいるときや
お昼寝をしているときなど、
気になってしまう時があります…。
まず、犬の息が臭くなってしまう
原因を解説していきましょう!
犬の口臭には3つの原因があります。
1 口の中が不潔になってしまっている。
食べカスや口中の雑菌が歯と歯の間や歯と歯肉の間にたまると、
「歯垢」となります。
これは人間も同じですよね。
この歯垢が口臭の原因となります。
この歯垢が歯石になってしまうと、
さらに臭いがきつくなり、
「歯周病」を起こしている可能性が高くなります。
なんと!3歳以上の犬の約8割が
歯周病を起こしているともいわれているんですよ!
歯周病は放置してしまうと、
「内臓疾患」
を発症させてしまうリスクを高めてしまうので、
口臭が気になる時は、
一度動物病院へ連れて行くようにしましょう。
2 胃腸の調子が悪い
歯のケアをしているのに臭いがある場合は、
胃腸の調子が悪いのかもしれません。
まず、犬の歯を乾いているタオルで拭いてみましょう。
もしタオルが臭くなかったら、
胃腸から臭いが発せられている可能性があります!
胃腸炎にかかっていたり
腸内環境が悪くなっている危険性があるので、
早めに
動物病院で診てもらうようにしましょう。
3 食べ物による影響
においの強い脂質やタンパク質を多く摂取させていると、
口臭が強くなってしまいます。
また、脂質の過剰摂取により善玉菌が増殖することで、
腸内環境が悪化してしまうことになってしまいます。
あまり人間の食べ物は与えないようにして、
犬用の食べ物を与えるようにしましょう!
おやつやご褒美は、
やっぱり犬用のものが一番安心ですよね。
次に、犬の口臭の対策方法を紹介していきましょう!
1 いつものドッグフードを違うものに替えてみましょう
添加物の無い天然由来成分で作られた
ドッグフードに替えてみるのをおすすめします。
一気に替えてしまうと犬が警戒をして食べないかもしれないので、
いつものドッグフードに
少量ずつ混ぜながら与えてみましょう。
だいたい1週間くらいで切り替えれるくらいが目安となります。
2 歯磨きや歯磨きシートを使ってみましょう
人間にとっても歯磨きは代表的な口腔ケアですよね。
歯磨き粉は人間が使うものだと
犬にとっては毒になってしまうので、
犬用のものを使用するようにしましょう!
歯磨きを嫌がる場合は歯磨きシートで
歯を拭いてあげるのも良いですよ。
様々なフレーバーがあるので、
愛犬のお気に入りを見つけてあげましょう。
歯磨きや歯磨きシートに関しては、
次項で詳しく説明していきますので、ぜひ参考に
してみてくださいね!
3 歯石除去手術
動物病院で歯石を取り除いてもらう方法です。
麻酔をかける場合と麻酔をかけない場合があります。
どちらにしても犬にとっては、
ものすごいストレスになってしまいます。
信用のできる獣医と相談のうえ、
手術を受けるようにしましょう。
治療には保険がききませんので、
8,000円~15,000円の費用がかかります。
以上が犬の口臭の原因と対策方法になります。
口臭が気になっている飼い主さんは、
ぜひお試しくださいね!
②歯磨きの方法や頻度は!?
犬にとって口を触られること、
まして歯磨きをすることは普通考えられないことです。
そのため、
歯磨きをどうしても嫌がってしまう場合も多いと思います。
そこで、基本的な歯磨きの方法、
頻度、歯磨きを嫌がった場合の対処方法3選を
ご紹介していきます!
1 基本的な歯磨きのやり方
まず愛犬の口を持って口元を指でめくり、
歯と歯茎の間を優しくブラッシングしていきましょう。
前歯の外側から少しづつ奥歯へと移動をし、
全ての歯を丁寧に磨いてあげてください。
時間は2~3分で終わらせようにしましょう。
終わった後はご褒美をあげると、
「この後はご褒美がもらえるんだ!」
と犬が覚えることで
だんだんと喜んでくれるようになります。
2 犬の歯磨きの頻度はどのくらい?
歯周病を予防するためにも、
できることなら毎日行うことが理想です。
しかし、忙しくてそんなの無理!
という人も多いでしょう。
その場合は、
週に2~3日に1回の頻度で
行うようにすることをおすすめします。
犬の歯についた歯垢は
3~5日で歯石に変わるといわれています。
歯石に変わってしまう前に歯磨きをして
取り除いてあげるのが一番良いですよね。
3 歯磨きを嫌がる場合の対処方法は?
愛犬が歯磨きをすることを嫌がる場合は、
2つ原因があります。
1 ストレスに感じてしまっている
そもそも口を触られるのがイヤ!
と感じているのかもしれません。
まずは顔や口元から始めて、
前歯や歯肉、奥歯を触るようにしましょう。
愛犬が口を触らせてくれたら、
思いっきり褒めてあげましょう!
最初は短時間で済ませるようにしてください。
長い間触ってしまうと、
次から嫌がってさらに触らせてくれなくなってしまいます。
体を押さえつけたり、
無理にしないことが一番のポイントです!
2 口の中に虫歯や傷がある
虫歯や傷があるため、
触られることを嫌がっている可能性があります。
人間も歯が痛いときはできる限り、
刺激を与えたくないですよね…。
その場合は動物病院へ連れて行って、
治療をしてもらいましょう。
歯が痛くてご飯も食べることできなくなってしまう
場合もあるので、早めに行くのが大切です。
③歯磨きを嫌がる時に試したいグッズ3選!
どうしても歯磨きを嫌がる愛犬に試してもらいたい
グッズを紹介していきます。
ぜひ、試してみてください!
1 歯磨き用シート
歯ブラシを嫌がる場合は歯磨きシートを
使ってみてはいかがでしょうか?
指にシートを巻き付けて犬の口元をめくり、
口の中に指を入れて優しく磨いてあげましょう。
2 歯磨き用のおもちゃ
かじってい遊んでいるだけで
歯垢を落とす効果のあるおもちゃです。
硬すぎず噛み切れない物を選んであげましょう。
ペットショップには様々なものが販売されています。
愛犬が気にってくれるものを探してみてはいかがでしょうか?
3 歯磨き用ガム
歯ブラシも歯磨きシートも嫌がる場合は、
ガムもおすすめですよ。
噛んで歯垢を落とすことができ、
味も犬用に作られているので
喜んで噛んでくれる場合が多いです。
また歯磨きの後の仕上げとしても使うことができます。
最後に…
歯を守り手術を避けるためにも、
犬にとって歯磨きをすることはとても大切なしつけの1つです。
ご褒美のおやつやお気に入りのグッズを活用し、
「歯磨きは楽しい時間なんだ!」と
思ってもらえるように飼い主さんも一緒に頑張りましょう!
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