赤ちゃんは生まれてすぐは
周りが見えないため、
誰が誰なのか判別できません。
それも数ヵ月たつとぼんやり認識し始めます。
と同時に訪れるのが人見知り。
ママ以外が抱っこすると
泣いてしまうのは
これが原因のひとつなんです。
では赤ちゃんの人見知りは
どのように始まるのか、
人見知り診断はどのように行うのか、
治すことはできるのか
などについて紹介します。
赤ちゃんの人見知りは親と他人を区別できるとされる3ヶ月頃から!?
赤ちゃんの人見知りは
6ヶ月頃に始まり2歳頃落ちつくのが
平均的だと言われています。
ただ、
これは赤ちゃんの成長具合や
取り巻く環境によってだいぶ差があります。
なので、
3~4ヶ月頃に始まる赤ちゃんもいますし、
2歳以降に始まる赤ちゃんもいます。
生後3ヶ月頃から社会的微笑といって、
赤ちゃんは近づく顔を認識して、
笑うようになります。
それと同時にママへの愛着が見られるようになり、
ママと離れたくない!
と泣いてしまうことも。
人見知りも同じように泣いてしまうので、
これを人見知りだと思ってしまいますが、
実はちょっと違うんです。
ただ、
3ヶ月で記憶する脳が育っていることもありますし、
そうなると人見知りの可能性もあります。
いずれにしても赤ちゃんが
成長していることには変わりないので、
急に泣いたからといって心配しないでくださいね。
人見知り診断ってなに?無料で受けられるって本当!?
ママ以外の人に対してあまりに泣くと
「これは人見知り?」
と不安になってしまうママもいるでしょう。
それに成長は個人差があるといっても
極端に他の子とずれていたり人見知りが全くない、
反対に極度の人見知りだったりすると心配ですよね。
例えば人見知りや後追いがない、
偏食があるなどの特徴があったり、
他の人に興味関心を持てないという子もいます。
それが続くと
「もしかして発達障害?」
と疑ってしまうと思います。
ただ、地域の支援センターなどでは、
そういった赤ちゃんの
発達具合を診てくれることもあるそうです。
そこである程度の診断結果が得られると、
人見知りなのかどうか判断できるでしょう。
また、
大人も人見知り診断を受けることができます。
医療機関で行うこともできますが、
ネットでも簡単に診断できます。
大人の人見知りはあがり症や対人恐怖症、
社交不安障害などにつながるので、
「もしかして」
と思ったら診断結果を役立ててみてください。
人見知りは遺伝する?治せるの?
自分が人見知りだと
「子どもも人見知りになってしまうの?」
という不安を感じるママもいるでしょう。
人見知りは遺伝する!
と断言できるわけではありせんが、
親と子の関連性はあるようです。
今現在も研究は進められていますが、
すでに10~15ほどの遺伝子が
人見知りの遺伝に関わっているとされています。
あとは子どもは親の真似をして育つため、
親の振る舞いを見ることで
人見知りになっていく、
とも言えます。
人見知りは努力次第で治すことは可能です。
特別な訓練は必要ありませんが、
自分で意識していくことが大切です。
そのため、
子どものうちに治すことは
本人の自覚がないと難しいかもしれません。
でも人見知りは治せないものではないですし、
ちょっとした習慣で
改善できるので安心してくださいね。
まとめ
赤ちゃんが急にママ以外の人に泣き出すと、
「人見知りかな?」
と思うと思います。
赤ちゃんの人見知りは
2歳前後で落ち着きますが、
個人差があります。
いつまでも泣いて不安な場合は、
地域の支援センターに相談することもできますし、
大きくなったら人見知りを改善することも可能です。
あまり深く悩まず、
赤ちゃんの成長過程だと思って見守ってくださいね。
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