子どもが産まれると多くのママは育休を取得します。
一方で、最近はパパの育休も積極的に推奨されています。
そこでパパが育休を取るとどんなメリットがあるのか、
育休中のお給料はどうなるのか、
実際に育休を取ったパパたちは
どんな感想を持っているのか
などについてまとめてみました。
まだまだ少数派のパパの育休、
分からないことが多いと思うので参考にしてみてくださいね。
パパが育休をとるとこんなにメリットがある、育休中にできるパパのやる事表
最近はママと同じように、
出産後に長期のお休みを取るパパの育休も広まりつつあります。
もちろんママと同じように
1年近く連続して休むことは出来ませんが、
子どもが産まれてから3~4週間ほど休むことができます。
また、取得時期を選べる
2回目の「パパ休暇」というものもあるんですよ。
そしてパパが育休を取ると、
以下のようなメリットがあります。
【パパが育休を取るメリット】
・ママと一緒にゼロから育児に関わることができる
・家族と一緒に過ごせる時間が増える
・夫婦ともに一人の時間を持てる
・今後の働き方を見直すことができる
・視野が広がる
ママもパパも初めてだらけの育児では、
最初から育児に関わっていた方がお互いの差がなくなります。
すると、
「やり方が分からなくて手伝えない」
「何をしたら良いのか分からない」
ということがなくなるので、
ママもパパも余計なストレスを溜めなくて済むのです。
育休を取ると、
当然家族みんなで過ごせる時間が増えると同時に、
どちらかにお世話を任せることで
数十分、数時間でも自分の時間を持つことができるので、
リフレッシュして子育てに臨めます。
特にママは産後寝る時間が細切れになるので、
こういう時間にちょっとでも寝られると助かるはずです。
また、
「子どもを育てながら働くこと」
を意識できるので、
「今までは遅くまで残業していたけど、
なるべく朝早く出勤して定時で帰ろう」
「在宅ワークの申請をしてみよう」
など、働き方を見直すことができます。
子育てはいかに効率よく家事をこなすかも
ポイントとなるので、仕事に復帰したときにその
「効率を考えるやり方」
を活かすことができます。
それに育児経験でその大変さを知ることで、
同じように子どものいる同僚や後輩などへも
配慮することができるようになりますよ。
そして、
育休中パパにできる事・やる事には以下のようなことがあります。
【パパのやること表】
・おむつ替え
・(ミルクなら)ミルクをあげる
・沐浴
・寝かしつけ
・家事のサポート
ママがやらなければならない事のうち、
実はほとんどが可能です。
上の事ができるようになると、
ママもだいぶ楽になりますね。
もちろん母乳育児の場合はパパでは無理なので、
それ以外のできることを率先してやりましょう。
特におむつ替えは1日に何度もやるので、
最低限これだけはパパがやるようにすると良いですよ!
育休中の給料や賞与は会社によってちがうので注意
ママが働いている場合、
育休中も会社から給料は支給されます。
これが「育児休業給付金」です。
もちろん満額とはいきませんが、
育休が180日(約6ヶ月)以内であれば
手取りの7~8割程度、181日以上になると
手取りの約5割程度支給されます。
とはいえ、パパの育休の場合は
会社によって違う場合があるので注意が必要です。
当然仕事を休んでいるわけなので、
収入は下がります。
大きな会社だったり、
積極的に育休取得を推奨しているような会社であれば
ママのように保障されるかもしれません。
ですが、中小企業であったり、
育児にあまり良い顔をしない企業
(これは今時珍しいとは思いますが…)
では、「休業」扱いとなる可能性もゼロではありません。
そうなると収入ばかりか、
賞与も減る可能性があります。
不安な場合は自分の会社の制度はどうなのか、
育休取得前に上司などに確認するようにしましょう!
実際に育休を取ったパパの感想は?
では実際に育休を取得したパパたちは
どんな感想を持っているのでしょうか?
ネットで探してみると意外といるようです。
【ケース1】
子供が産まれて3週間と、
9ヶ月~1歳の3ヶ月間育休を取得。
「はじめから子育てに参加できたので、
親として意識が芽生えました。
それに大変な時期にサポートが出来たので、
妻にはすごく感謝されました。
2回目の休暇では離乳食作りにも挑戦し、
食べてくれたときはすごく嬉しかったです。
積極的に育児に参加することで、
子供や妻のちょっとした変化にも
気づくことができるようになったので、
取得して良かったと思います。」
【ケース2】
産まれてから検診までの1ヶ月半、育休を取得。
「はじめは長期的な休みなので
育児の合間に好きなことをしよう!
と楽しみにしていましたが、
実際に育児に参加していると
そんな体力も余裕もありませんでした。
しょっちゅうおむつ替え、
朝も夜も抱っこなのでとにかく時間がありません。
まとまって寝られる時間もない。
自分が育休を取らず、
産後の妻だけでやろうとしたら大変だったろうな、
と思いました。
育休によって収入は減りますが、
子供との貴重な時間は今しかないんだ、
と思いましたし、
実際毎日見てても飽きないので、
育休を取って良かったと思っています。」
まとめ
産後はやらなければならない事がたくさんあるので、
パパが家にいてくれるとママはだいぶ楽になります。
もちろん収入は減ってしまいますが、
育休にはメリットがたくさんあります。
会社の制度として育休が取得できるなら、
ぜひパパも育休を取って子育てに参加してくださいね!
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