2月のイベントといえば節分ですね。
「鬼は外、福は内」
と言いながら豆をまくのを
楽しみにしている人もいるのではないでしょうか。
でも豆まきの正しいやり方や、
豆まき以外の節分文化について知らない人も多いのでは?
そこで節分の由来や
豆まきのやり方などを紹介していきますね。
節分と言えば豆まき!正しい手順を紹介!
豆まきは、ただ豆をまくのではありません。
もちろんイベントとして楽しんでやるのは良いことですが、
正しいやり方でやれば、より運気が上がるはずです。
では豆まきの正しい手順を見ていきましょう!
【豆まきの手順】
①まずは窓や扉は全て開けておきます。
手が届かないところは閉めたままでも大丈夫です。
②係を確認します。豆まきには
・豆をまく係
・窓を閉める係
・鬼(なくても大丈夫)
の3つの役割があり、
どの係を誰が行っても良いですが、
昔から豆をまく人は家長(父親)、
もしくは年男・年女とされています。
③一番奥の部屋に移動し、
外に向かって「鬼は外」と言いながら豆をまきます。
そうしたらすぐに閉める係は窓を閉めましょう。
④部屋の窓や扉を閉めたら、
今度は「福は内」と言って、室内に豆をまきます。
⑤これを玄関まで繰り返します。
玄関で豆をまいたら終わりです。
マンションの場合は下に人がいると
豆が当たって危険なので、
床に強く投げるようにしましょう。
これで鬼が外へ逃げていきますよ。
豆まき以外の節分文化。玄関に飾る鰯の頭の理由とは!?
節分は豆まきが有名ですが、
地域によっては焼いた鰯の頭と
柊の葉を飾ることがあります。
これを
「柊鰯」「節分鰯」
と呼んでいるようです。
昔から鰯は魔除けの飾りとして使われてきました。
それが節分でも受け継がれているんですね。
元々、臭いのきついものや、
尖っているものは魔除けとして用いられてきて、
柊もその一つです。
柊の葉は尖っているので、
これが鬼の目を刺して追い払うと言われています。
また、平安時代にも正月にしめ縄に
ボラの頭と柊の葉を飾っていたようなので、
これにも由来しているのかもしれませんね。
「鬼は外、福は内」の意味とは?
では当たり前のように使っている
「鬼は外、福は内」
というフレーズはどういう意味なのでしょうか。
これはそもそも、邪気を追い出し福を呼び込む、
という意味で、邪気は人を病気にさせるものや邪な心など、
一般的な「悪いもの」を指しています。
なので、順番も鬼は外が先で、
福は内が後に来るのです。
ですが、地名や名字に鬼が入っていたり、
鬼を祀っている神社などでは
「鬼は内、福は内」
と言うそうです。
また、京都の大原神社では、
鬼を神社に迎え入れて、福を各家庭に送る、
という意味で「鬼は内、福は外」と言うんだとか。
ちょっと面白いですよね。
まとめ
節分は豆をまく日だと思っている人も多いと思いますが、
鰯の頭や柊を飾るなど、
悪いものを追い出して福を呼び込む儀式的な
意味合いが込められています。
また、地域によってフレーズが
ちょっとずつ変わるのも面白いところです。
ぜひ正しいやり方を覚えて、
たくさんの福を呼び込んでくださいね!
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